こんにちは。小田原市橘地域にあります、真壁畳店です。
先週お伺いしましたお客様に、14日(水)15日(木)と縁無し畳の表替えにお伺いしました。
お客様のご要望で、縁付き畳から縁無し畳への表替えでした。
畳表は、大分県国東半島産七島藺を1ヶ月前に問屋さんに注文しました。
10年程前に研修にお伺いした、松原さんの表を指定して注文しました。
七島藺はい草ではなく、カヤツリグサです。
また、泥染めしてないので、熊本産表と匂いが違います。
現在では、熊本産目積表、セキスイMIGUSA(樹脂表)、ダイケン表(和紙表)を使用して縁無し畳と言われますが、畳店では縁無し畳と言うと昔からこちらの畳表が一番に浮かびます。
こちらの畳表は、生産者さんが少なく手作業が多く一人で1日2枚程しか織れない為、注文品になってます。
現在注文しても、入荷が12月上旬頃です。
自分は、素足での足触りが好きです。
縁無し畳は、畳表をL字に折るので縁付き畳より畳床の大きさ表の厚み分小さくします。
今回は、本床(藁床)のしっかりした畳床が使用されて3㎜~5㎜程幅を切断しました。
建材床を使用されてまして、縁付き畳から縁無し畳への変更ですと、使用年数により畳床がしっかり切断出来ない為、新畳への交換となる場合があります。
堀こたつで枠があり心配でしたが、丈の隙間や凹み修理を全て行い、上手く敷き込み出来ました。
お客様、この度はご注文ありがとうございました。
次回の畳替えも宜しくお願い致します。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。