こんにちは。小田原市橘地域にあります、真壁畳店です。
工務店様の仕事で、熊本産表を使用して、宮城産本床(藁床)の新畳作業をしております。
本床(藁床)の重さが30kg~32kgです。
熊本産畳表の重さが約2.15kgですので、仕上がりの重さが約32kg~34kgです。
当店では、本床(藁床)には、年数が経過しても畳床の状態を保つ為に、コーナー(補強材)を手縫いして、足で糸を締め厚みを調節致します。
何故、当店でコーナー(補強材)を付けてるかと言いますと。
年数が経過しても、
・畳床の角が丸くならない。
・畳床が膨れない。
・畳床が縮みにくい等があります。
コーナーは、約1.5㎜(両側で、約3㎜)ありますので、本床(藁床)の新畳時には、仕上がりの寸法(大きさ)から、切断時に差し引きます。
畳表を縫い着けてしまうと、畳床の状態はわからないです。
現在では、約1.5㎜のコーナー(補強材)は、製造がなく、当店では在庫品だけになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。